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大学生が車でアメリカを2週間で1周した1人旅ブログ

大学生の時にアメリカ合衆国を車で単独1周した際の旅行記です。最近大学卒業しました。

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5日目後編:テキサス州ヒューストン【サターンV編】

こんにちは。taperです。

今日はロシアの重ロケット・プロトンMがアラスカに墜ちたりISSのプログレスが不調だったりと宇宙的には散々な1日でしたが、まずはサターンVを見学した時の様子を御覧ください。写真がかなり多いです。

 

2013年9月9日( 月曜日) 昼

意味深なプレートを根本に携えた、植樹されたばかりの若木

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と、いうことで9N棟での見学を後にし、一同サターンVの展示場所へトラムで移動。

前編→5日目前編:テキサス州サンアントニオ〜ヒューストン〜ジョンソンスペースセンター【宇宙兄弟聖地巡礼編】 - 大学生が車でアメリカ一周する一人旅ブログ

 中編→5日目中編:テキサス州ヒューストン 【Space Vehicle Mock-up Facility:ロボノートR2の衝撃編】 - 大学生が車でアメリカ一周する一人旅ブログ

 

 

途中、広大なJSPの敷地に植樹された木々や、宇宙研究所に特有の看板を見たりする。

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ジョンソンスペースセンター標語"SAFETY IS NO ACCIDENT"

 宇宙兄弟の1シーンのような風景(そりゃそうだ)

 

ロケットパーク

ドナドナされること5分程、一行はサターンV建屋に隣接するロケットパーク(Rocket Park)というド直球なネーミングの敷地に降ろされる。

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パッと見、KSC(ケネディスペースセンター)入ってすぐのロケット広場のような趣きがある。しかし、此処に備え付けられているのはレッドストーンロケットリトルジョーⅡのみ。レッドストーンはまあ、普通のロケットって感じですわ。

しかしLittle Joe Ⅱ。こいつは非常に独特な形状をしているので なんとも歯茎に骨が刺さった感に包まれる。

 

 

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おなじみレッドストーン。フォンブラウンが作り上げた最初のアメリカンロケットの一つ。スラっとしているのが印象的だが、あまりにも普通すぎる感は否めない。上にマーキュリーのカプセルが搭載されているのがわかる。

 

 

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一方のリトルジョー2。ずんぐりむっくりでまるでカートゥーンアニメに出てくるような謎体型。ぱっと見、アメリカによくありそうな取水塔に見えなくもない。

 

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先日行われた「オライオン」の試験飛行でもデルタ4ヘビーが用いられた。

にしてもよくコレで飛べたな、というのが率直な感想。 

 

 

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4枚のフィンが本体に対して異常に大きく感じるので、物理の難しさを感じる。

剛性を確保したかったのだろうか。

 

 

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また各種エンジン現物も野ざらし展示してある。

これは伝説のF1エンジン現物。まーーーーデカい。20人くらい余裕で入れそう。 

 

 

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2,3段目に搭載されたJ2エンジンも真横に置いてあり、2つの巨大エンジンを比較するのには最適の環境となっている。 

 

 

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このエンジンはなんなのかよく分かりませんでした。 

 

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サターンVの有人ミッションで使用されたっぽいタワーの橋とかも展示されている。

実物をみるとやはり物凄く勉強になる。

 

 

そんな感じで、まずはロケットパーク散策タイム。ささっと10分位で満足の行く観察ができた。

 

奇妙な光景

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なお、ロケットパークからは駐車場のシャトルが目視できるが、その風景があまりにものどかなので妙な感覚に囚われる。そこら中でトラック走ってるし。 

 

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しかもこのロケットパーク、臭い。まるで小手指のようだ。

なぜならすぐ真横に牛舎があって牛がそこら中にいるからだ。GoogleMapからも、ジョンソン宇宙センターの芝生に広範囲で牛が活動している事が確認できる。

 

 ↑点在する影が牛

あまつさえ現時点でも世界最高峰の研究開発能力を有する施設に、

これがアメリカ人にとっての自然との調和なのだろうか。穏やかで高度な科学技術を有する種族が住む、実に「やさしい」世界だった。

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以上の様に、人類の科学技術の結晶であるはずのスペースシャトルやら月まで旅したロケットやらが、だだっ広い緑と牛と牧場に囲まれて鎮座している様は、非常に奇妙で、インターステラーを見た今では人類衰退の未来を予言しているかのような光景だった。

 

ちなみにこの牛は地元の高校生によって飼育されているらしい(添乗員談)

 

 

フォン・ブラウンの夢、アポロの栄光

そしてロケットパークからそのままサターンVの建物へ。中にはATMや自販機があるので水分補給したり出来る。 

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そしてサターンV建屋に入るとまず目に飛び込んで来るのがこの光景。

 

 

 

 

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デカい。でかすぎる。

 

 

 

 

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1段目のF1エンジン5発は、このように非常に広い間隔で配置されていた。

この光景を見ると、たかが30万kmの距離など行けて当然だろ、と思うほどデカい。

こればかりは実物を見ないと伝わらないと思う。

1段目はとにかくデカいので圧倒されてしまう。特にエンジンは本当にデカいのでため息しか出ない。

 

ちなみに、サターンVの実物を見るのはこれが2回目だった。

初めては2011年2月のSTS133の際にケネディ宇宙センター(KSC)で見学した。

KSCの方がコルベットやら当時の再現やら展示に力を入れており、まさにロケット祭りといった感が強かったが、こちらはどちらかと言うと淡々とサターンVそのものの美しさ、力強さを感じる事が出来る展示だったと思う。

 

同じアメリカでもここまで差がでるとは、宇宙開発も全く一筋縄ではないことが良くわかる。

 

 

 

 

 建物は非常にデカいが展示物がサターンVしかないので、案内スタッフはひたすら暇そうにしていた。写真撮影を頼むと非常に好意的に接してれた。

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 勿論、歴代のアポロ計画に関する情報も説明されている。

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やはり有名なアポロ13に一番人集りが出来ていた。

アポロ13 [Blu-ray]

アポロ13 [Blu-ray]

 

 

 

 

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 また一部には将来の宇宙計画のような謎タペストリーが貼ってあり、しかもその内容は胸が熱くなるような素晴らしい物だった。

 

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分かりやすいけど超アツい内容。ルナでのマスドライバーやヘリウム3を使って生き抜くんや!!という明確な意思が伝わってくる。

 

 

そして2段目。これもデカい(何度もスイマセン)

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2段目エンジンと1段目上部構造。奥の人影からも分かるように非常にデカい。

 

 

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5発のJ2エンジン。アホみたいにデカい。

 

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レストアされているとはいえ、この剥き出しの配線やポンプにもはや涙が出そうだった。

個人的には2段目が一番カッコいいと思った。 

 

 

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2段目上部のタンク。デカい。 AKIRA感ある。

 

 

全体的に、KSCのサターンVと違い完全体での展示ではなかった気がする。建物もボロく、蜘蛛の巣とか虫の形跡が目立つ。また駐車場があって勝手に車で来てる奴も居た。

まさに田舎のインターステラーといった趣きだろうか。

 

 

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そして3段目。ここまでくると流石に身近に感じるとの出来るレベルのサイズに落ち着いてくる。しかし、それでも太い。アポジを感じる。

 

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アポロ本体はオリジナルっぽい。本当に小さくて逆に驚く。

 

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LES。長い。 

 

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 全然フレームに収まらない長さ。これはもう言葉では言い表せない。

 

 

映像で見ても、とにかくなんだこれは、と言う以外言葉がない。


Apollo 11 - Saturn V Launch - YouTube

 

サターンVの観賞には十分な時間が取られているので、余程のことがない限り満足に見て回れると思う。

そしてこれにてトラムツアーは終了、出発したスペースセンター・ヒューストンに戻る。

 

大江どん

 

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戻ると、行き掛けに無理やり撮影された記念写真を買ってくれと頼まれる。DVDに焼いてくれるようだった。

そこで気がついたのだが、押し売り写真屋の壁になんと大江麻理子アナウンサーとどっかで見たことのある日本人の肖像が飾ってあるではないか。これはこれで良いな、と思った。

 

 

その後、昼食がまだだったので食堂行ってみることに。

一番手前の廃れたサンドイッチ屋以外開いていなく、値段も高めで不満残る感じになったが、外にある火星を模した謎の空間が面白かったので満足した。火星、プライスレス。

 

 

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 食堂のテラスを出ると、その先には「MARS」

記念撮影にはここも悪くないと思う。もちろん誰も居なかった。

 

 

アロハなど、その他展示

博物館の他の展示としては新型宇宙服とか歴代宇宙服とかそんなん。目新しくはないが、勉強になる。

土産物屋はまあまあの品揃えな感じで、値段は観光地としては普通。

KSCのショップの方が品揃えは良い。

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スタートレックの展示もあったがなんだかよく分からなかった。 

 

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今回、唯一不満を挙げるとすれば、シアター系に一切行けなかったこと。次回は是非トライしたい。

 

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面白いな、と思ったロシアの新型宇宙服。

なかなか渋い。 

 

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 宇宙服開発の歴史コーナーは非常に勉強になるので地味だがオススメ。

 

 

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結局、テキサスでアロハを着たアメリカ人には出くわさなかった。

 

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ロボノート君もしっかり鎮座している。

 

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今にも動き出しそうな感じが、少しこわい。 

 

 

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歴代STSのミッション参加者一覧も壮観で、感慨ひとしお。

実際に見に行ったSTS133など、ロボノートを積んでたり隣のULAのパッドにX37Bを積んだアトラスが居たりと非常に思い出深いミッション。 

 

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合掌。

 

 

 スペースシャトル「インディペンデンス」

という感じで、土産物店で買い物をした後ジョンソン宇宙センターを後にする。

実滞在時間は3時間ほどであったが、非常に濃密な時間を過ごすことが出来た。

客が殆どいなかったことも幸いして、今回の旅でも特に快適な見学となった。

 

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改めてスペースシャトルを見る。黒人女性に写真を撮ってくれと頼まれる。

 

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細部も手抜かりない。

 

 

 その後一旦駐車場を出るが、少し行った別のポイントにT38が展示してある。

駐車場も付属していたので、駐車して見学。

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 NASAマーキングはカッコいい

 

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そこら中にあるアポロ・レプリカ。10個くらい見た気がする。

 

 

以上で、ジョンソンスペースセンターの全レポート終了です。確実に言えるのは、非常に優良な観光地だった、という事。あとサターンVは実際に見ないと絶対にデカさが伝わらない。 テキサスにいったら、是非立ち寄ることをオススメします。

 

 

追記:ジョンソンスペースセンターのお土産

① Tシャツ $15 。 F=maと書いてある。

 

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 ② Tシャツ。物理の勉強用に購入。

 

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その後のアメリカ旅であるが、愛車・ビレジャー号のフロントグリル下部パーツが脱落しかけていたので、ジョンソンスペースセンター目の前にある名門ドラッグストア、CVSファーマシーにてダクトテープとワッシャー液を購入。カーパーツも手抜かりないCVSファーマシー、東海岸が近いことを感じる。

 

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CVSファーマシーの駐車場で怪しまれながらも車の下に潜り、ダクトテープでよく分からんプラパーツとグリルを接合する。ダクトテープ最強説が実証された瞬間であった。

 

そして次なる目的地、アラバマに一路進路を取ることとなる。スペースセンターが閉まるまでいたので、この段階で午後5時半

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(5日目終章:アメリカ南部徘徊編へと続く)

 

 

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