前日、南米の超大国『ブラジル連邦共和国』の最大都市『サンパウロ』から夜行バスに乗り込み10数時間。
我々はブラジルのフォス・ド・イグアスという街にたどり着く。世界遺産『イグアスの滝』は世界有数、というか世界最大の超巨大瀑布。3カ国(ブラジル・アルゼンチン・パラグアイ)にまたがるこの超弩級自然現象はそれぞれの国からのルートがあり、今回はアルゼンチン側から攻める事にした。というのも、アルゼンチン側にて友人と集合し、滝を探索するという事になったため。また、せっかくだしアルゼンチンにも入国したいという気持ちもあった。
ブラジルからワザワザ出るため結構めんどくさいかと思いきや、案外そうでもなかった為、その経緯を記す。
夜行バスバスターミナル→ローカルバスターミナル
まず、夜行バスは前の記事にて添付したチケット通りにフォス・ド・イグアスのバスターミナルに着く。これは結構デカイターミナルだが、そこからタクシーに乗ってローカルバスのターミナルに移動。20分くらい。
そして、そのローカルバスターミナルから国境を超える事の可能なローカルバスに乗り換えるのだが、そのバス停が分かりづらい。我々が訪れた際は、ローカルバスターミナルの「外側」の通りにバス亭があったので少し時間をロスした。ターミナルの受付の人は親切だからガンガン聞いて行ったほうが良さそう。多分バックパッカーが居るから分かると思う。
バスのチケットは絶対なくすな!!
アルゼンチン国境
このローカルバスに乗り込み、30分くらい。いよいよアルゼンチンへの国境にたどり着く。ここでは、まず1回降りる。そして建物の中に入りイミグレーション。スタンプを押してもらいバス停に戻る。もちろんバスは居ない。ので待つ!!
これが結構長いので、運要素も強いのだろう。待つこと20分くらい、バスが来るので乗り込む。一応金は払わなくて良い?らしいので(半券のようなものをもらえる)、料金で心配することはない。
ハッキリ言えることは、俺がポルトガル語を全く理解していない上、スペイン語もほぼ良くわかっていなく、バスの運転手は英語を話さない=スペイン語での意思疎通が全てであった。つまり、ほぼほぼ何がどうなっているのか良くわからず、南米の陽気な天気の流れに只々流されていた、という事。全てが不確定で進行していたが、時間が出来たら一服して周りの見知らぬ景色を見ているだけで時間つぶしにもなるので、日本人的に特にどうということは無かった。タバコくれくれ厨も居なかった。
アルゼンチン側イグアスの滝タウン『プエルト・イグアス』
さらにバスに乗ること数十分。アルゼンチン側の街につく。ブラジル側の方が規模は大きいが、アルゼンチン側の方が滝の街って感じでグッドだった。観光の人が多くて平和な感じがする。
取り急ぎ、荷物を下ろすため予約してあるホステルに向かう。アルゼンチン側イグアスの滝ホステル。今回の旅初のホステルだが、活気があり意外とデカかったので面白かった。料金はホステル並。キッチンが規模の割に小さいが、プールとかもあって別荘風。悪くない。
これがイグアスの滝だ!!
で、アルゼンチン国境から乗ってきたバスが辿り着いたバスターミナルから再びイグアスの滝へのバスに乗り込む。これも本数結構少ないので時間に注意。スペイン語圏なので購入難易度はそこまで高くない。スペイン語最高!!!
客の全く載っていないバスに揺られること20分くらい。すぐに着く。
公園のチケット。結構高い。
結構午後のいい時間になっていたので、早めに移動。
とにかく「滝壺に突っ込みたかった」ので、滝壺ツアーの残りを確認する。
すると、なんとか最後の回(15時30分くらい)が残っていたので、先に金を払ってその辺を散策する。
この滝壺ツアーに全てをかけてた旅程だったので、ひとまず滝壺に突っ込めそうなので一安心。ちなみに、このツアーの値段はクソ高い。
滝周辺のトレイルを散策していると、見たこともない動植物がそこら中にいる。ワニや謎の猿の様な生物、ド派手なトリなど。常時滝からの霧がムワムワしているので、速乾性の服か水着を着ていった方が絶対いい。
↓そしてこちらが滝壺に突っ込んだ時の動画だ!!
ホステルで自炊
ホステルの近くにあるスーパーに行って、食材を購入。
レストランも多くあるが、せっかくなので自炊。野菜の種類も多いが、やはり肉がやすいような気がした。ついでに、スーパーで土産品としてマテ茶とかも購入しておく。
ビール系も豊富。相場がよくわからなかったが、皆ドカドカ買っていたのでウマそうなビールを買ってみる。
鶏肉とか牛肉は多めに売っていた。
こちららは丸焼きにして解体。時間が結構掛かった。
そんな感じでこの日は終了。正直、時間が全然足りなかったのであと2日は連泊した方が良さそうだった。虫とかはそんなに居なかった気がする。