はいさい!
2013年ヨーロッパ縦断アムステルダム→ローマの旅も今回が最終回となります!!
この日の目標は、「イタリアを脱出して明日の午前中にアムステルダムに到達(車で)、午後一の飛行機に乗る」という超弾丸スケジュールでした!(笑)
前回までの16回を往路に、そして最終回の今回つまりたった1回を復路に当てるという狂気の記事構成になっておりますが、基本的に同ルート帰還+当時非常に疲れていて写真がほとんど撮影されていないということもあり、十分に1回で纏められる内容となったのです。トワイエ当時2013年、記憶も曖昧になってきつつあり、もしかしたら携帯のmicroSDの底にデータが格納されているかもしれないので、今後情報が追加される可能性は十分にあります!!
つまりなにが言いたいかというと、
記事は鮮度が命!どこに何を保存したかすら忘れる!!
前置きはこの辺にしておいて、朝ローマを出発した我々は一路フィレンツェを目指します。
前回↓
途中、空中に浮かぶ城塞都市を発見。チヴィタ・ディ・バニョレージョのような絶壁都市はイタリア中に結構あるのです。
ぶどう畑いいよね・・・絵になるピースフルな喫煙タイム。最高です。
ウフィツィ美術館に行くためだけにフィレンツェに停車
ガガガっと高速道路を北上していると、いつの間にかフィレンツェに到着。間にローマを挟んで2日連続フィレンツェという異常な事態の中、ウフィツィ美術館を訪問することが出来ました。
ダンテ・アリギエーリの像。トム・ハンクスの『インフェルノ』、絶賛上映中のようですが、あまり感想を聞きませんね。
とにかくこの日中にイタリアを脱出しなければならなかったので、食事も軽く済ませます。
あーフィレンツェ凄い凄いー
あああーーー
夕方ーーー
気づいたらスイス国境地帯の検問に並んでいた
皆、死ぬほど飛ばすイタリアの高速道路。オービスは勿論存在するので、法定速度は守ろう。
と、気づいたら日は暮れ夜。車はなんだか車列に阻まれ動いていません。どこだここは!とおもったら、そこは スイス国境地帯にあったガソスタ。
気のせいか高級車が目立つ気がする。
そう、ついにイタリアを脱出したのだ!
スイスは一応EUには加盟していないので、何かと他のEUとは違う対応をしてきます。
車で越境する際には、パスポートチェック有りで車列も結構出来ます。ただし、アメリカ=カナダ間ほど質面倒くさい訳では無いのでご安心を。勿論、イタリアからスイスに変わると物価も一気に変わるので注意が必要だ。全てが高くてビビるぞ。
この後、我らアメリカ人3人+日本人1人をのせたプジョー208は、借りた場所であるオランダスキポール空港を目指し一気に加速。(寝ていたので覚えてない)
そのままサヨナラ
翌日朝にはなんとかスキポール空港に到着し、激突してきた虫がフロントマスクにこびり着いた状態で車を返却することが出来た。明らかに常軌を逸した酷使だったが、何も言われなかったぞ!流石ヨーロッパだ。
そのままKLMに乗り込み、さらばアムステルダム!
御覧いただきたいありがとうございました!!!
(KLMはオランダのフラッグキャリアだが、添乗員は金髪ポニテの超高身長スレンダー系姉貴が多い。空中の楽園であることを付け加えておく。)
〜〜〜〜
以上が、『2013年ヨーロッパ縦断』の全体像である。資料と記憶の欠如に悩まされた記事が多くなったが、今冷静に考えると恐らく2度と実行不可能なのでは、という内容なのは間違いない。ちなみに、この数ヶ月後、アイルランドからトルコへ飛ばされる旅を経験している。乞うご期待。 (劇終)
辛かったこと
今回の縦断の旅では一切洗濯が出来なかったのが辛かった。あまりにも弾丸ツアーすぎて、ホテル到着が深夜12時前後、出発も9時と早いので洗濯する暇が無い。
一方、車旅ならではのメリットは非常に多く、ここまでヨーロッパを車で旅するのが簡単なのか!と感動の念すら覚えたほど。
まず、レンタカー代がかなり安い。
もちろん、出発地点の物価によりまちまちだと思うが、少なくともアムステルダムのレンタカーは質は高く値段は日本より安く感じた。何よりもめっちゃ速いのが素晴らしい。もちろん、アウトバーンでは大活躍する。
コンパクトカーがあればどこでも行ける
中世自由都市の面影色濃い、ヨーロッパの都市。多くの旧市街地に車で乗り付けるのは難しそうだが、意外とそんなことは無かった。コンパクトカーであれば、十分どこでも行ける可能性があると判明した。ただし、高度な縦列駐車スキルと名古屋走り車線変更度胸が必要になってくるゾ!
国境越えが完全フリー
そりゃ不法移民も増えるわ!と突っ込みたくなること確実な、ボーダーコントロールの無さ、つまり国境がそもそも存在しないほどのフリーダムさにはビビる。イタリア、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、どの国をまたぐ時も時速100km以上で通過、その越境の感覚すら感じる事は無い。
ふらっと寄り道こそ我が覇道
イタリアはそこら中掘れば世界遺産が出てくるのではというほど、遺跡遺構が多い国。丘が多いので、道から目立つ丘が気になってしょうがないという時も有るだろう。そんな時は車を脇に止めて、グーグルマップでチェック。行く価値アリ、となれば10分後にはそこにたどり着けるワケである。これぞ車旅の醍醐味だ。
警察について
警察は勿論存在する。今回はイタリアがメインだったが、街中ではカラビニエリ(国家憲兵)とポリツィアは同じくらいの数を見かけた。一方、路上や高速では警察はほとんど見かけなかった。たまに明らかに200km以上で爆走するハイウェイパトロール的な車両を見かけた以外、存在感皆無。覆面がメチャクチャ多いのか、ここは日本と大きく違う部分だろう。少なくとも、スピード違反で停められることはない模様。
この旅のコスト(大体)
・移動費
シアトル→アムステルダム往復航空券:経費 デルタ航空のマイル溜まった
レンタカー:経費
アムステルダムでのトラム:15ユーロくらい
スキポール空港からアムステルダムへの電車代:経費
・喫食
朝食はホテル付属、昼食は会場付属、夕食は経費
ほぼ自己負担ゼロ
タバコ関連:20ユーロくらい
飲み物:15ユーロくらい
酒:奢って頂きました謝謝
・土産物
50ユーロくらい。おそらくこの旅で一番使った。
計:おそらく、自己負担は20K円に届くか届かないか。もう少し飲食に金を使いたかった。