大学生が車でアメリカを2週間で1周した1人旅ブログ

大学生の時にアメリカ合衆国を車で単独1周した際の旅行記です。最近大学卒業しました。

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2014年イタリアドライブその1.5:スフォルツェスコ城で黒人のミサンガ売りにミサンガを巻きつけられた話

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こんにちは、106です。

今回は番外編ということで、ミラノ観光で確実に遭遇するであろう、例の治安情報に関する話題です。

 

 

 

 

3月のミラノは晴天の日も多く、非常に気持のいい空気で観光にはもってこいなのです。

夏ほど観光客も多くなく、色々な意味で丁度いいシーズンと言えます。

 

筆者は街歩き(徘徊)が好きなので、適当にその辺の路地に入って絶妙な緊張感を味わうのが好きです。

 

 

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▲ 少し路地にはいると、大抵小さい広場があり、謎のオブジェか遺物があるのがイタリア。

 

 

 

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▲トラムに乗り続けて、手軽に市内観光もナイスな方法の一つです。

 

 

フラッとその辺の教会に立ち寄る

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▲イタリアと言ったら何と言ってもキリスト教。カトリック総本山を擁するだけあり、そこら中に教会。しかも古い。アメリカなどと違い、多くがその存在自体が美術史的一次資料・タイムカプセル状態なのです。

 

 

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この教会の名前は失念しましたが、フレスコ画の最後の晩餐がいい状態でありました。

 

 

 

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 ▲規模はそこまで大きくないとは言え、内装は見事なロマネスク様式。

 

 

 

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中庭いは美しい花が咲いており、非常に管理が行き届いた印象を受けます。

 

 

 

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▲当然のように古代ローマ時代の柱が発掘されたようです。

 

 

 

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 ▲現役の信仰の場であるとともに、2000年前を映し出す博物館の役割をも果たすのが、イタリアの教会の良いところです。

 

 

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▲ついでに写真撮影の練習にもなる、シンメトリーな風景もナイス。

 

 

城の門で待ち構える黒人集団

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ということで、ここからがスフォルツェスコ城のミサンガ集団の話です。

イタリアはもとい、イギリスを除く全ヨーロッパでミサンガ売りの黒人集団は存在自体がします。4ヶ月ほどロンドンに滞在しましたが、ミサンガ売りは見かけませんでした。

観光地には間違いなく居ると言ってもいい彼ら黒人商人。

 

ミラノでも1,2を争う有名観光地であり、そこそこ開けた空間があるスフォルツェスコ城は、彼らにとって格好の漁場なのでしょう。

 

 

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一般的には、スフォルツェスコ城には正面の門をくぐって入場します。

しかし、ご覧の通り門の前に黒人集団があります。彼らは皆ミサンガ売りです。

 

この時、筆者は何も考えずに門に入り、黒人に声をかけられ、腕を取られ気づいたらミサンガを巻き始めていました。普通に何度も断りましたが、呆れ気味にニヤニヤしていたのがダメだったのでしょう、普通に彼は完成させてしまいました。流石です。

 

で、彼は一言「5ユーロ」。はいはいと、「お金ないよ」といいます。

すると「iPhone持ってんじゃん、iPhoneくれ」とか言い出します。

 

これには流石に驚きましたが、真っ昼間で辺りに普通に観光客がいる状況です。

 

「本当にお金ないよ!」とやや声を大きくし、そのまま城の中に入って行きましたが、彼は追って来ませんでした。

 

こっちは1人だったので、勝手に行動できましたが集団だったら面倒くさい事になっていたかも知れません。人によってはかなりしつこいので、万が一腕を触られたら全力で拒否し、そのまま立ち去るのがベストでしょう。

 

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そしてスフォルツェスコ城に入りますが、この城はかなり巨大で内部に幾つかの展示室を設けています。

 

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勿論、建物自体を見学することも可能です。

中世の城なので探検気分が味わえます。

 

 

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欧州の押し売り:傾向と対策

ミラノ、ローマ、ピサ、フィレンツェ、あらゆる場所に黒人集団がいます。

ミサンガ売りはこちらを触ってくるので最も厄介ですが、ヨーロッパではメジャーでパリだとサクレ・クール寺院入り口やエッフェル塔周辺に、ミラノ以上にいます。ヨーロッパ最大ではないでしょうか。

イタリアの他の地域では、レーザーポインターや子供だましの光るおもちゃなどを、高校生くらいをターゲットに売っているっぽいです。あとは地域の特徴、それこそピサの斜塔の小さい模型などを、中国人女集団に売ったりが定番です。

 

対策も何も、ないですが、とにかく無視が一番です

「しつこさ」では池袋のキャッチの方が数段上なので、10秒も無視すれば諦めます。

言葉が違うってのは便利です。コミュニケーションを一方的に終了できるので。

 

考えうる最も厄介な状況は、進行方向に黒人商人集団がいて、かつ自分の周りに他の観光客が居ない状況ですが、走るというのも一つの手です。

 

ミサンガ売りは身軽ですが、土産物行商人はデカいボストンケースやスーツケース満杯に品を入れ必死に売ってる訳で、走ったりしている姿は見たことがありません。

 

それよりも注意すべきはジプシー系の子供集団です。

 

幸い、いままで何らかの被害を被ったことはありませんが、最善の予防策は「物を持ち歩かない・何も持ってないようにする」ではないでしょうか。冬であれば、コート内にカメラなどを隠すのがベストです。

また後ろから見て人種が判断されないように、ニット帽をかぶる、などでしょうか。彼らは本当にアジア人を重点的に見ています。

 

あとは集団行動は気が緩むので、気を付けて行きたいところです。

 

 

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