皆さんこんばんは、106です。
イタリア半周レンタカーの旅、長かった2日目もミラノからフィレンツェへとたどり着くことで、ようやく終わろうとしています。
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皆さんこんにちは、106です。
特に目標もなく、ミラノからローマを車で目指すということ以外決まっておらずゆるりと始まった2014年春のイタリア・ロードトリップ。
今回から早速車を転がし始めます。
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突然ですが、豫園を訪れた後、やることがなくなってしまいした。
そもそもそこまで興味が無かった中国・上海。
1930年代の共同租界から歴史を感じる事ができるかな、と思ったのですが、植民地時代の歴史を色濃く残しているのは建物だけで、文化的シーンやらその時代に特化した博物館はなかなか見つける事が出来ませんでした。
上海の定番観光地としては
などでしょうか。意外とありそうで、そんなに惹きつけられる場所がないというか、結局ショッピングをしないと楽しむのは大変そう。
「七宝老街」は当時知らなかったので、再び訪れた際は行ってみたいです。
やはり自分の足で歩いてみるのが一番楽しそうです。
ということで、上海の文化人ロードを歩いてみました。
まずはここ、あの『阿Q正伝』を著した魯迅も通ったという内山書店。
一部が非常に小さな博物館になっており、歴史的遺物を見学できます。
1階は現役の銀行ですが、普通に2階に上がれます。
当時の一次資料が多数。
もし戦間期の上海や中国文学を研究しているのであれば、かなりの資料価値があると思しきモノばかりです。
頑張れば読めそうな書も。
近くに内山書店ありました。
若かりし頃の女傑、丁 玲。
小説家が多数設置されています。
そう、この通りこそ有名な多倫路。
1920年代の文化人が多く集まったストリートです。
そこら中に文化人のブロンズ像が見られます。記念撮影にはもってこいでもあります。
そして文化人の家もあります。
ここは魯迅が最晩年を過ごした魯迅ハウスです。
入場料を払えば、中を見学することができるのですが物凄くこじんまりとしていて、観光客もほとんど居ないので雰囲気は良いです。
レトロなアパートは当時の面影を色濃く残しています。
昔の日本租界が色濃い虹口エリアですが、かなり面白いです。
昔同様、現在でも日本の文化を色濃く感じることが出来ます。
例えばこの巨大なショッピングセンター。
何故か看板にfree!とダンガンロンパのキャラが描かれています。
どういうことでしょう。
中に入ると、なんとなく納得。
いわゆるヲタセンター的な空間が広がっていました。
色々規制が厳しい中華人民共和国ですが、日本の漫画やアニメはかなり浸透しているようです。
両サイドが全てオタ系ブースになっており、さながら上海の「リトルアキバ」。
こんなにおっぴろげて大丈夫なのでしょうか。
艦これ・島風・連装砲醤工衣
疾如島風、de-su!
おそらく「完全オリジナル」であろう商品も、安心の中華クオリティで販売されています。
ある意味非常にレアというか、上海に来たらまずココに来るしかなさそうです。
というか、非常に色々な意味で奥が深そうな空間でした。
日本との流行りの「時差」もほとんどなさそうなので、意外に楽しめる結果となりました。やはり好きな人は好きなのでしょう、漫画アニメ。
たくましい中国人オタクの本領を垣間見た気がします。