超宇宙野郎ブログにようこそ!!
この記事を書いている今、気付いたら大学を卒業していてこれはブログタイトル的にどうなんだろうと思わなくもない昨今ですが、出し惜しみは良くない!!ということで更新します!
〜久しぶりの更新なので今までのおさらい〜
1日目:シアトルを脱出、水などの買い出しをする。その後オレゴンで史上最大の飛行機「ハーキュリーズ」を見学してカリフォルニアのRA(Rest Area)で車内泊。
2日目:すたこらとサンフランシスコに停泊しているヨークタウン級正規空母「ホーネット」内部を散策。午後はアップル本社のカンパニーストアやコンピューター歴史博物館、インテル博物館を見学。道中たまたま見かけたNASAの巨大施設に立ち寄ってみるとたまたま月探査機を搭載した「ミノタウルスロケット」の打ち上げ中継祭りに遭遇、そのまま参加する。その帰りについでにグーグル本社を訪問するも真っ暗で探索を断念。RA泊。
3日目:カリフォルニアサイエンスセンターに開幕ダッシュ、スペースシャトル「エンデバー」を見学する。素早く転進し、ウエスタン航空博物館で伝説の試作機「YF23」を拝む。更に転進しロングビーチ付近に停泊している世界最長のアイオワ級戦艦「アイオワ」を見学。速やかにハイウェイでサンディエゴに南下、夕暮れの中ミッドウェー級空母「ミッドウェー」を見学。さらに遠目にニミッツ級原子力航空母艦「カール・ヴィンソン」を目視。その後西に進路を取りアリゾナへ猛進するも、謎の荒野でついに力尽きる。RA泊。
4日目:アリゾナ、ニューメキシコの荒野をひたすら進む。アメリカ辺境部だけあって岩とサボテン以外何もなく、ひたすら西進。ついにテキサス国境地帯の関所を抜け、サンアントニオのモーテル6にピットイン。時差を2つまたぎ、1日で約1700kmを走破。力尽きる。モーテル泊。
経路記録。出発地シアトルから4日で
と、以上の様にかなり駆け足ながらも見るものは抑えている理想的なスケジュールで進行することに成功している。また時差を車で超えるというウラシマ現象により時間を有意に使えた事も大きいだろう。そして5日目の場所はテキサス。リアルアメリカ、アメリカン・パイ、メリカ…などあらゆるアメリカ要素が詰まったこの地では、メインの目的地の一つ「ジョンソンスペースセンター」に行くこととなる。今回は写真多めで報告したい。
5日目(2013/9/9)
テキサス州サンアントニオの優良モーテル・モーテル6でもぞもぞと起きだし、11時にチェックアウト。弾丸大陸横断ツアーにあるまじき、超悠々自適の出だしである。
ナビをセットし、一路ヒューストンを目指す。途中には特段所見もなく、案外直ぐに着く。道中はまあテキサス感溢れる道路ルールにイライラしながらも(個人的な体感だが、ウインカー無しの複車線スライド、いわゆる名古屋走りが目立った)、比較的スムーズに事が進んだ印象。
ヒューストンに近づくにつれ、だんだん宗教色が強くなってくるような気がする。
またテキサス州の州旗が至るところではためいており、トヨタのディーラーなどではあり得ない数の旗が掲げられていた。星条旗ではなく、テキサス州の旗がである。もし神奈川県で神奈川県のあの謎の陰部マークの旗が沢山あったら、かなり異常な光景に感じるだろう。
驚くほど大都市で車の数も多い。
あまりにも高層ビルが乱立しているので一気にテンションが上がる。
しかしハイウェイに乗っていて交通量も多いことから、ダウンタウンに降りると復帰が困難になると直感。普通のヒューストン観光は棚上げし、ジョンソンスペースセンターに直行するという決断を下す。↓をこの時もって無かったのが痛かった。
今回は単独だったから不可能だが、助手席に誰か居れば咄嗟の対応も可能だった…はず
とにかく、 非常にスムーズに現場に到着。
が、ジョンソン宇宙センターの入り口付近は人が少なすぎて若干不安になるも、駐車場とみられる空間を発見して侵入する。少し進んだところにチケット男がいて「1日いるのか」的なこと聞かれるも、初めて聞く南部訛りに動揺。$5だけ聞き取れたので、駐車場代で$5はちょっとと思い「1、2時間で帰る」と申し上げた所何故かじゃあいいよ的な感じでパスして頂く。実際に何言ってたのかはよくわからないが、そういうものらしい。
ちなみに、到着時刻が2時頃で、結局出るのは6時くらいになった。ゆるせチケット男。
で、駐車場もそこそこ空いており、「いつもの」shuttleモック等もあり分かりやすいアメリカン駐車場に車をブチ込む。
↑状態はそこそこいい感じのスペースシャトルモック。機体を見たところ名前は「エクスプローラー」らしい。人は少ない。(このスペースシャトルのモックアップ、実は以前にKSC=ケネディスペースセンターで屋外展示されていたもので、KSCにアトランティス実物が来たのでJSCにやってきたとか。名前もエクスプローラーの部分が塗りつぶされて今後は「インディペンデンス」になるらしいです)
外には発券所があるも、あまりにも人が少なすぎるためか締まっていたので中の受付のねーちゃんに入場料$20くらい払う。糞高い印象。↓リンクに最新情報
ちなみに、この金払って入場出来る施設は「スペースセンター・ヒューストン」と言い、厳密にはジョンソンスペースセンターとは区別されてるみたいですが、どっちにせよトラムツアーでジョンソンスペースセンターの中に入るので、まあそんな感じです。
中はちょっと暗めで天井高く、一見網目状に館内は広がっているのかな?と思わせる配置の展示だが、そうでもない感じ。正面入口シャトルドーンなあまりにも大雑把すぎる展示でなにから見ればいいのか全くわからず、取り敢えずトイレにいく。
↑のスペースシャトルの機首には勿論入ることが出来ます。
↑のように、正面から入るとかなり巨大な壁に展示物がドーン!ドーン!ドーン!
何を見ればいいのかさっぱり分からない大味さ。宇宙兄弟見ていてもよく分かりませんでした。
ちなみに玄関はこのような感じで、この時は写真左手にあるカウンターでチケットを購入した。ご覧のとおり、人が少ない。中国人は多かった。
あまりに感動してブレてしまい、涙ナシには直視出来ないローバー兄弟奇跡の再会イメージ図や
宇宙兄弟に出てきた食堂など 。多分2巻あたりにもちらっとででた筈。
冷静に考えたらJSC内のbuilding3か11の職員用カフェテリアですね。でも雰囲気は大体同じだと思われる。
土産物屋にも手抜かりがないなどツボを抑えた作り込み。
トイレ探索ついでに館内の主だった部分をあらかた見て回る。
そしてお目当てのコレ↓
ケネディスペースセンターの内部をトラムで周り、4箇所くらいある停車駅で降りてサターンVやアポロの際実際に使われたコントロールルームを見学できる超人気アトラクションである。が、ご覧の通りこの時は全く人がいなかった。ホイホイ行って並ぶ。退屈そうに足にギブスした職員に時間を聞くともう少し待てと。ちなみに館内放送もしてくれるので、発車時刻までその辺ほっつき歩いていても大丈夫。
言い忘れたがこれは無料。適当に参加するべし。
↑にもあるように1回90分で今日の目的地は①ロケットパーク②サターンV見学③ヒストリカルミッションコントロール見学④スペースビーグルモックアップセンター見学
ってな感じでもうかなり盛りだくさんです。VIPツアーのLevel9 tour もいいですが、普通のツアーでも代表的な施設は大体見れる。
10分程待って連結ゴルフカートのようなトラム(メタンかなんか動いてるため先頭車両の真後ろ席はクソ臭かった)に乗り込む。この際、恒例の後で押し売りする用の写真撮影を強要される。真面目に映ろう。また車両が到着して判明したのだが、この時の回はかなり空いていたが前の回はクソ混んでいた。人が少ない午後の方が良いと思われる。
ガラガラ。
発車時にスタッフが乗り込んできて、注意事項などをゆっくり喋り出す。説明してくれるのは明らかにバイトの学生であるが、平易な文章で分かりやすいので真面目に聞こう。
このような感じでドナドナされる気分でそよ風を浴びる事ができる。疲れた身には極上の休息時間。繰り返しになるが人が非常に少ない。平和を感じる事ができた。
駐車場の裏を周ってメインキャンパスへと向かう。
ちなみに、特段の注意としては謎番号が書かれているのチケを渡され、それを絶対に無くすな、という事以外は聞かなかった。まあ同じ席に座れとかそいうい当たり前の事は言っていたが、客が少ないためか適当極まってる感じがするのは気のせいではあるまい。また写真撮影禁止という言葉も一切聞かなかったので、写真はツアー始まる前から撮りまくってたし動画も撮ったけど何も言われなかった事を報告しておく。
内容は忘れたが、建物を通り過ぎる時いちいち説明してくれるので飽きない。ポケーッとノロい電車旅を楽しもう。
最初の見学ポイントは昔のアポロ管制室見学で、ここでは別のオッサンが登場し、かなり熱く管制室の歴史とかアポロの話をしてくれる。
おっさんのNASA愛が伝わってくる優良見学ポイントといえるだろう。
ウルトラモダンな外観。階段で上の方に行くのだが、アメリカらしくスーパーサイズの人用にエレベーターも完備されている。
様々なアポログッズが展示してある。
見学するところ。この椅子に座り、おっさんの話を聞きつつ記録映像とかを見る。初めて聴く事実も多くかなりアツい内容なので絶対に見るべき。
この辺の椅子やら何やらは全てアポロ当時の物らしいです。
おっさんが手計算でロケット作ったんやで!とアツく語るときに紹介していた計算尺。頼んで撮らせて頂いた。
で、椅子の反対側には昔のコントロールルーム。この中にも入れるが、VIPパスが必要。この時も何人か入っていた。
と、そんな感じで40分ほどアツい話を聞く。そこまで難しい内容ではなかったので、飽きることも無かった。
再びトラムに乗り込み出発する。
途中、サターンVのハンガー脇を通過する。異常にデカい。
また、その付近に何故か牛が飼育されていた。
扉にアポロか何かの絵が書かれている17号館。
5分ほどで次の建物に到着。しかしこう、トラムに揺られていると眠くなる…
そして、次回はついにあの宇宙ロボット野郎と対面する事となる!!!
乞うご期待!!!