ペルー料理『Cebiche(セビーチェ)』
前日深夜3時にペルー・リマの宿に到着しそのまま1周した時差ボケのお陰でスヤスヤ眠り、8時くらいには起きることが出来た。時差は14時間くらいはあるはずなのだが、機内泊と微妙な時間での目的地到着が影響してか全く辛くなかった。
そんな感じでの当山ペンションで朝食をいただく。昨晩のスタッフが謎のクレープを焼いてくれ、バナナなどとともにいただく。日系ホテルという事もあり、宿泊者はほぼ全員日本人のようだった。各地を旅するご老人から一人旅女性まで、皆旅にテンション爆上がりのようだった。そしてやはり、卒業旅行で来ている学生もちらほらおり、案の定同じ大学の人もいた。「いやぁ、奇遇ですなぁハハハ」などと会話し、そのうちに一緒にリマ観光に行くことになる。その学生たちはすでに帰国の途中であり、我々がこれから行く予定の地を既に見てきたとのこと。様々な情報を仕入れながら、リマ市街を歩く。
南米の街を歩くのは初めてだったが、非常に重厚な歴史を感じる事ができた。それこそヨーロッパの街とそこまで変わらないのでは?というほど歴史を感じる。
こちらの建物はリマ大聖堂。非常に立派な外観。
しかし内装も荘厳でコロニアル感あるものだった。
教会ではカタコンベに入ることもできる。
昼飯を食べよう、ということになり大統領府にほど近い場所で何やらセットメニューを頼む。
ラムとコメ、芋にセビーチェとピスコサワーのセット。中でもこのセビーチェが非常に旨く感心する。一方、同じくセビーチェを注文した友人は青唐辛子のようなものが当たったらしく、顔を真赤にしながら苦痛に喘いでいた。ピスコサワーはおまけのような感じだったがとても美味しかった。
セビーチェとは:
セビチェとは、ラテンアメリカで食べられる魚介類のマリネである。ペルーやメキシコなどの名物料理。
小骨を良く取り除いた生の魚を1-2cm角くらいに切る。これにみじん切りにしたタマネギとトマトを加え、レモンをたっぷり絞って混ぜ合わせる。シラントロやパセリ、オレガノなどの香草やアヒ・アマリージョなどの唐辛子を好みで加える。オリーブ・オイルを加えることもある。塩で味を整えて完成となる。
唐辛子には注意しよう。でかくてパプリカと勘違いして食べるケースがある。
ハイストリートを歩いて行くと、大きく近代的なショッピングモールを発見する。
中はアメリカにあるような大型モールとさして変わりない。
スタバでコーヒーをしばきつつ、アウトドアショップなどを見て回る。日本にないブランドもあり、興味深い。
こんな感じ。綺麗。
その後道を適当に進み、海岸にぶち当たる。あいにくの天気だったが、浜ではサーフィンをしている人などがいた。
動画を見てもらえれば交通状態など分かるはず
夜。交通量の多さは変わらず。活気があって南米感を感じる事ができる。
晩飯を求め、宿の近くを放浪する。巨大なスーパーがあり、値段も相対的に安いのでスーパーで何か買ってペンションで自炊が最もコスパが良さそうだ。
レストランも何件か回ったが、英語がほとんど通じない。が、スペイン語は比較的に理解してもらえた。数字や色、esteなどその辺の単語を適当に組み合わせコミュニケーションする。なんとか通じるのが不思議でしょうがなかった。
インカコーラも、スーパーで大量に安く販売されている。
ワインなどの種類も多く、意外と食事面では安くて美味いものを簡単に手に入れる事ができるので、宴会などをやるにはもってこいの土地なのかもしれない。
当山ペンション
何度か言及している当山ペンション。民宿という語が適していると思うが、読書室兼待合室はこのようになっている。日本の文庫本がかなり充実しており、何故か日本の衛星放送が流れている。居心地は良いしWiFiもOK。
これは当山ペンションカー。これが空港まで迎えに来てくれる。逆に空港まで送って行ってもらうことも可能。至って普通のセダン。綺麗なのでその後の車の落差が大きい。
こちらは当山ペンション屋上から眺める付近の様子。比較的明るく、安全そうにも見えるが人通りはかなり少ない。
到着時に、当山ペンションのスタッフからお手製地図を渡され、色々見どころなどを教えてもらうことができる。かなり丁寧。しかし最後に、「ここから先は絶対に行かないで下さい」と言われる場所があった。命は大切にしたい。
このインカコーラ、マチュピチュでもお世話になるのでこの辺で慣れておいたほうが良さそうだった。