世界最強のバス Cruz del sur
午前、リマで博物館観光をし昼食を食べ、ビールを飲んでからクスコへ向かうバスのターミナルへとタクシーで向かう。途中、道がやたらと渋滞していて焦るが、なんとかリマのバスターミナルに到着。
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上記のバスターミナルが、今回リマからクスコへ向かうバスのターミナルである。タクシーに交渉する際、Cruz del surターミナルが複数箇所にあったため若干賭けでこの場所に連れてってもらったが、正解だった。場所は高速道路のすぐ脇にある。
公式サイト。非常にわかりやすいので、何不自由なく予約できる。
既にネットでチケットの購入は済ませていたが、一度受付を通す必要があった。やたらと待ち時間が長いので、早めに行った方がいいかも。この時は時間がかなり押していたので、直接受け受けのお姉さんに直訴して事無きを得た。荷物もバスに乗る前に預ける。値段は180ソルくらいだった気がする。が、内容を考えれば日本比較でもまだまだ安い。
フルフラットシート&ハイスペックなエンタメ機能
http://www.cruzdelsur.com.pe/servicios/cruzeroplus
バスは↑の大型ダブルデッカー。トイレは上下2箇所ある。エンターテイメント系がかなり充実しており、大型(11インチほど)のスクリーンが座席にビルトインされていた。またコンテンツもかなり豊富で、この時は「シン・シティ2」を観賞。途中、システムがシャットダウンすることもなかった。一応、wifiも使えるのだが、都市を離れるとそもそもの電波が無くなってあまり使い物にならなかった。が、実際リマにいる間はwifi使えた。
少なくとも日本でここまで高機能なバスに乗ったことがない。バス車内に異臭は特にしなかった。もちろん、消毒液の匂いは強烈なので便所付近は避けたほうがいいだろう。
シートの方はほぼフラットにすることが出来るので、容易に寝ることが出来ると思う。
途中、何回か停車し休憩できる。3列なので、非常に快適に過ごせる。
過ごせるのだが、子供連れの観光客ももちろん居たりするので、グズるとなかなか。
添乗員の女性は無愛想だが、安定感があり頼もしい。英語通じる。
夜、夜食が配られる。事前にHPで料理の設定(ベジタリアンとか肉とか)ができるので優れている。普通に美味かったので写真を撮るのを忘れる。大体機内食と同じ感じ。
シートをフラットにして普通に快眠。
朝方、気づくと標高4000メートルを超えていた。
バス内で朝食が配られる。食えなくもないチーズが挟まったパンとyopiといかいう液体ヨーグルト。
あまり食いたくはないがしょうがない。
インカコーラはいつ飲んでも最高の味で最高。
時間を節約するなら飛行機もいいが、このバスは結構いい経験になって今となっては楽しい(快眠)思い出になった。安全性は間違いなく高かったと思う。
クスコ着
朝、何事もなかったかのようにクスコに着く。よくわからないバス乗り場に降ろされる。タクシーを捕まえて一応交渉し、宿まで連れてってもらう。宿は前日にbooking.comで適当に選んだ場所。
荷物をおろし、クスコの街に繰り出した。
(続く)