朝
8時ころにマチュピチュ村から遺跡へのバス発着場に向かう。チケット購入の列が形成されているのでひと目で分かる。割引も各種あり、学割もあるようなので「エストゥディアンテ?」と聞いてみるとペルー国民にのみ適応されるとのこと。おとなしくバスのチケットを買うが、これがまた結構高い。
その後、朝食を付近のカフェで買う。マチュピチュプライスはかなりのもの、ということだったので。それでもここも十分高いが。
バスは比較的近代的で、液晶モニターなんかも付いている。20分くらいの移動で、途中解説音声なんかも流れる。朝、夕と利用したが常に満員だった。と言っても、非常に多くのバスが出入りしているので、列は長くともそこまで待つことは無かった。
途中、歩きでマチュピチュを目指している人々を見て祈らずにはいられなかった。
とにかく危険。いろは坂を登るようなもの。
マチュピチュ到着
マチュピチュからワイナピチュへと至るルート表。
マチュピチュにつくと、入り口は意外と簡素でチケットを見せるだけ。チケットは事前購入が徹底されているために、待機とかなく入場できる点は素晴らしいと思う。
また、入り口付近に怪しい日本語を操る人々が多くいるが、あのガイドを雇う人居るのだろうか・・・
5分も歩けば遺跡にたどり着く。アチラコチラ、気の向くままに見る。
ワイナピチュへ向かう
初日の目的はマチュピチュから「ワイナピチュ」へ向かう事。ワイナピチュはマチュピチュの先にある岩山で、ワイナピチュ上部から撮影されたマチュピチュが最も有名なマチュピチュ図であることからも有名。また、ワイナピチュへ入るには追加料金を払う必要があるなど、冒険心をくすぐられるエリアである。
↑のマップだとかなり長く感じるが、そうでもない。ただ、直登は覚悟しといたほうがいい。今回はロングトレッキングは時間の関係でパス。
ワイナピチュゲートから30分も歩けばこの景色。
基本的にハイキングなので、高尾山を登るような感じの箇所もある。よほどの事がない限り無理ではないが、疲れる場所はとにかく疲れる。荷物は最小限にしておいた方がいい。あと水も忘れず。
登山レベル的には、荷物なしであれば「ちょっと辛い」程度で済むだろうが、10キロぐらい持っていると「かなりしんどい」になる。直登がとにかく足に来る。
標高は3000も無いので高山病とは関係ない。肺活量的には喫煙者には辛いかもしれない。(マチュピチュは禁煙だが、皆普通にタバコ吸ってる)
この日は雲も出ていたが、かなり晴れていて素晴らしい景色を見渡すことが出来た。
上に行けば行くほど人が少なくなり、静かな環境を満喫できる。ぼーっとしているだけでも十分楽しい。
マチュピチュ・ナイトライフ
下山し、適当にホテルで休憩しているとあっという間に夜に。
周りを山に囲まれ街の光もそこまで明るくないので、本当にペルーの高地にいるんだなあと実感できる。非常に静か。
音的に静か、という訳ではない。村の中心を川の急流が貫いており、その轟音はどこからでも聞こえる。
月明かりが空を照らす。高山なのでガスが濃く、雲の流れが非常に早い。
時たま見せる夜空からは、しっかりと星が見える。非常に空気は澄んでいる。
繁華街の方に至る小道。マチュピチュ村は小さいので、歩きで十分に一周りできる。
結構ゴミゴミしていて楽しい。
レストラン
色々探すのも疲れたので、観光客向けレストランに安直に腰を下ろす。
まあ疲れてたししょうがない・・・
安定のインガコーラ。美味い。
そこそこ美味い。
こちらマンコ・カパック広場
噴水のイルミネーションがやたらド派手な割に静か。危険度は感じない。
マチュピチュ登山が腰にきたのか、ホテルに戻るなり渓流の轟音を聞きながら寝に落ちる。村が非常に静かなのが、かなりスピリチュアルで良かった。