大学生が車でアメリカを2週間で1周した1人旅ブログ

大学生の時にアメリカ合衆国を車で単独1周した際の旅行記です。最近大学卒業しました。

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2015年南米横断記10:マチュピチュ2日目・奥の方に行ってみる

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朝はスロースタート

秋口に入り掛けた2月末のマチュピチュ。そこまで暑くなく、非常に過ごしやすい朝の中起床。川のほとりにある宿にもかかわらず、そこまで湿気を感じないのが素晴らしい。

残り物のインカ・コーラと少しばかりの食料を食べて出発の準備をする。ついでにシャワーも浴びる。

かなりのんびりと朝の準備を終わらせ、昨日と同じくマチュピチュ村からマチュピチュまでのバスチケットを買う。受付のネーチャンが、紙幣に傷があると受け付けてくれない。こちらの人は紙幣にうるさい。

 

 

リャマと戯れる

この日は動物とふれあう日。マチュピチュで管理放牧されているリャマの軍団とふれあう。リャマはそこまで臭くない。非常に人に慣れている。攻撃的ではない。

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インカの道を進む 

さらに、この日はいわゆる「インカ道」を進むことにする。純粋なハイキングに近いが、インカ人が築いた道を歩くわけである。どん詰まりには、崩落した断崖絶壁の回廊がある。

 

帰りも列車で

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マチュピチュを縦横無尽に駆け巡り、肉体的にもかなり疲弊してきた頃、もう思い残すことは無いとマチュピチュから下山。昼食はマチュピチュのゲート付近にある世界遺産プライスのサンドイッチ。値は張るが、肉は旨くインカコーラも飲めるので、選択肢としてはアリだと思う。マチュピチュ内で食事するのは困難を極めるし、選択肢がそもそも無いのではあるが。

 

マチュピチュ村に降りて、ホテルに向かい預けていた荷物を回収。

その後急ぎ目でマチュピチュ駅に向かう。と言っても、駅はほど近いので焦る必要もあまりない。

 

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 駅は割りと新し目で、緑が良く整備された綺麗な駅舎が印象に残る。いかにも南米、って感じの駅だ。

 

程なくすると列車がやってくる。

 

 

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帰りの客車は、往路よりもワンランク下のミドルクラスのものだった。よって、ドリンクや軽食などのサービスは無いが、シートは十二分の上質なもので、東海道新幹線よりかはマシだと感じた。

 

途中、急病人を載せるために列車が停車するなどしたが、これも急峻な山岳地帯における列車の重要性を知る良い機会となった。つまり、道路もまともに存在しない地域では、列車が都市へ向かう最短のルートなのだ。加えて、鉄道会社もそこら辺のニーズには極めて柔軟に対応しているのが素晴らしい。

 

クスコ手前で下車し、バスを乗り継いでクスコへ。さらにタクシーにのって3日前に宿泊したホテルに戻る。この時点で夜10時くらいだったか。

 

明日の飛行機は早いので、早めに就寝する。

晩飯をいつ食べたかは記憶に無い。

 

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