大学生が車でアメリカを2週間で1周した1人旅ブログ

大学生の時にアメリカ合衆国を車で単独1周した際の旅行記です。最近大学卒業しました。

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2015年南米横断記11: クスコ→ラパス サンフランシスコ教会訪問

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クスコ空港へ

前日、マチュピチュから列車に乗り、途中バスに乗り換えるなどしてクスコの宿にたどり着いたのが深夜。

 

しょぼい宿だがぐっすり寝て、朝5時に起床する。前日に、宿のオッサンにタクシーを手配しておいてもらったので、丁度の時間にタクシーが到着する。もちろん、先客アリの乗り合いタクシー。日本人大学生グループが乗っていたが、眠いので特に喋ることなくクスコ空港までたどり着く。朝8時くらいのフライトだったが、出国審査などが未知だったので大事を取って早めに出たのだ。

料金?そんなもん忘れた。

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空港では案の定、かなり閑散としていて審査ゲートすら開いていない状態だったが、レストランと売店はやっていたので、ソルを使い果たすために売店でホットドッグを買って朝飯とする。

 

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 1ソル=30円くらいなので、エコノミーブレックファストで450円。村でインカコーラ1本1ソル。

レストランの朝食メニューは意外と高かったのでパス。それでも大分時間が余っていたので盟友T氏を残し、空港外の謎のモニュメント付近で一服する。

 

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南米でもオベリスク

 

クスコのタバコ事情は不明だが、高地だからかあまり吸っている人は見かけない。屋内禁煙で、屋外ならどこでも吸っていいようだった。それにしても、治安の悪そうな空港である。

 

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ともあれ、時間になり、電光掲示板に従い当該ゲートへ進む。

 

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軍人が出国管理をしており、行き先などを聞かれる。適当に会話し、出国スタンプを押して貰う。軍人なのでオヤッとなったが、特になにも無かった。ゲート付近へ進むと、空港の様子が見える。

 

 

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軍用ヘリが駐機していた。ペルー軍のデジカモ。ロシアのMi-17のようだ。

 

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飛行機は安定のペルビアン航空。ガッラガラの機内だった。乗客6人くらい。あれよあれよという間に時間通り出発。添乗員が消臭スプレーを客の前でシートにぶっ掛けまくってたの印象的だった。ムチムチのナイスbodyペルー人だった。機材は特に問題なし。

 

グッバイ・インカコーラ

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アンデスの峰々を眼下に、優雅に最後のインカ・コーラをいただく。

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機内リフレッシュメントはもちろんインカ・コーラ。タービュランス中。

 

2時間くらいであっという間にボリビアのラパス空港に到着。機内で渡された入国カードの記入がかなりあやふやで不安だったが、何事も無く入国出来た。

 

 ラパスのエル・アルト空港

空港は極めて小さい。わかりやすい。念の為、空港の両替所で通貨ボリを調達するが、両替屋が超不親切で心配この上なかった。事前に市内の両替所を探しておくべきだったのかも知れない。

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空港を出て、安定のタクシー客引き祭り。バスもあるようだったが、荷物がしんどくなってきたのでタクシーを使う。一応値段交渉するが、安くなっているのかは不明。日本の車検証が張り付いた日産のセダンに乗り込む。車は綺麗で安定感があるのが救いか。

 

この日はラパスでは泊まらず、そのままウユニに直行しバス泊で済ませるという無謀な行程を考えていたので、運チャンにはその夜行バス会社が存在するはずのバスターミナルに連れて行ってもらう。

 

取り敢えずそれっぽい場所にたどり着いたものの、肝心のバス会社が見つからない。でかいバスターミナル内にあるものかと思っていたため、探せど探せど無いので焦るが(バスターミナル内にはウユニはじめ各所へ向かうバス会社が揃っているが、事前に調べた会社が見当たらなかった)、なんとかネットに接続して場所を割り当てる。そのバス会社はターミナルから5分程歩いた裏路地の雑居ビルの3階らへんにあり、案内などは一切無かった。しかも、受付にたどり着くには入り口でチャイムを鳴らして解錠して貰う必要があった。犯罪率の高さを思い知る。

 

そんなこんなで、バス会社にたどり着き、クレジットカードは受け付けないの一点張りを跳ね除け、なんとかその日の夜出発のウユニ行きバス座席を手に入れる。予約などはしていなかった為、かなり不安だったが、実際満員で最後の何席かを確保することが出来た。なので、ウユニ行きのバスは予約出来たら予約しうたほうが良いだろう。はっきり言って、初心者でラパスには見るものがない。

 

ラパス徘徊

予約を済ませ、また夕方来いとの事だったので、ラパス市街の徘徊へ向かう。荷物は置かせてもらえたので、軽装となり水を得た魚のごとく、徒歩で市街地へ向かう。排ガスとにかく酷いが、天気が最高に良いので街歩きには適した街だった。幸運にも、すり鉢状の底の方にバスターミナルがあったので、そこまで歩くことなく中心部へとたどり着くことが出来た。

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鳩が異常に多いという広場へ行き、ババアの売る謎のアイスを試そうと思ったのだが、晩のバスを考え断念。バス移動が多いので、胃腸には一際気を使った旅だった。

 

その後腹ペコだったので、超繁盛していたローカルな謎のファストフード店に入る。店員がバリバリ英語を使えたので、謎のスープと肉のセットを頼む。レジでオーダーして、横の配給所で待機する学食スタイルだった。これがまたボリューミーで美味かった。昼時だったが、とにかく若い衆が大挙して押し寄せていたので有名で適正価格なチェーン店だったのだろう。

 

サンフランシスコ教会

昼飯を食った後、再び歩き始める。取り敢えず何かセねば、ということで中央部にあるサンフランシスコ教会(有料)に向かい、内部を見学。コレはコレで面白かった。人も少なく、じっくり鑑賞できる。

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教会内部は迷路のようになっており、屋上テラスに出る事も可能。

 

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上記のように、中庭に面した回廊が対照的に作られていて芸術性を感じさせる。

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純粋な教会でありながら、所々に芸術的な意匠を見て取る事ができる。

青いキリスト像は、特に印象的だったもののひとつ。

 

その他博物館も多数あったようだが、正直疲れていたのと高地で判断力が鈍っていたので適当にその辺を歩きまわるだけで満足する。

 

 

 

面白かったのが、こっちの女子高生の雰囲気が日本の女子高生のソレにそこはかとなく近い事だった。すり鉢状の底だったので、裕福な子女が多いのかもしれない。とにかく、目抜き通りには非常に沢山の若者と観光客が溢れており、栄えているなあという印象を持った。

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なんとなく日本大使館付近を徘徊した後、歩き疲れたのでバーガーキングに入る。手作りのアングリーバードが涙ぐましかった。バーガーキングの価格は安くは感じなかった。

 

 ラパス→ウユニ

事前準備をしていなかったとはいえ、街を徘徊していて本当に見るものがなさそうだったので、少し早いがバス会社に戻り。地球の歩き方を過信しすぎたツケが回ってきたようだ。酒もそこまで欲していなかったのも原因の一つかもしれない。あるいは前日のマチュピチュ登山が意外と体に付加を掛けていたのかも知れない(多分コレが最大の原因)。戻ってみると、バス会社には日本人大学生のグループと見られる大群が押し寄せており、座る場所もないほどの混雑ぶりだった。楽しそうではあったが、こちらはウユニに到着してからのプランを一切考えていなかったので、急いでプランニングに集中する。結果、宿・ツアー共に現地で対応するほかあるまいとの身も蓋もないボンクラな結論に落ち着き、要は何も決めることが出来なかった。(バス会社にはwifiがある)

 

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時間になり、バスに乗り込む。バスは4列だったが大型で、シートピッチに特に不満は無かった。また、乗客もほとんどが日本人だったこともあり、意外と快眠することが出来た。こういう時に限って、同郷の者がいて良かったと安心する。日本人達は標高のためか最初こそうるさかったが直ぐにおとなしくなった。

 

 

 

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