大学生が車でアメリカを2週間で1周した1人旅ブログ

大学生の時にアメリカ合衆国を車で単独1周した際の旅行記です。最近大学卒業しました。

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2015年南米横断記その16 : 飛行機でウユニ→ラパス 『アマゾナス航空』でウユニのリアルクレイジータクシー体験

 

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 https://www.amaszonas.com/en-us/

 

ウユニからの脱出方法

さて、ウユニ周遊2泊3日の旅の最終日、早朝に間欠泉やウユニ温泉を観光した後、ダリの砂漠を爆走、奇妙な石を見てケチュアの伝説を聞いたあと、我らの頼れる無口なドライバー・コキの超絶テクによって昼過ぎにはウユニの街に到着。その後、事前に予約していたはずの帰りの飛行機『アマゾナス航空』のオフィスに向かうことにした。

ウユニからの脱出方法はいくつかあるが、今後のスケジュールを加味すると唯一の手段は空路。時間短縮、さらに身体的疲労も大きかったので。

 

ウユニ湖2泊3日ツアー出発前にメール送れば間に合う

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↑ぱっと見、かなり普通に見えるが全く繋がらないアマゾナス航空予約サイト。メールぶん投げるのが確実っぽい。英語可。

 

 

今回の南米旅行、ルート工作や宿決めが超適当だった割にはかなりタイトかつリスキーなスケジュールを組んでおり、ウユニでスタックするなどという冗長性は担保していなかった。なので、この段階でその日のうちにラパスに向かうのがマストとなっていたのだが、このアマゾナス航空、予約の段階からサイトに非常にアクセスしづらく、結局メールにて直接予約を行った。正直不安しかなく、ネットの情報でもかなり不安要素が多い。なので、帰りの便を確実なものにす るためにもリアル店舗で直談判するのは絶対必要だと考えた。

 

アマゾナス航空のオフィスに行く

とにかく、グーグルマップなど の非常に曖昧な情報を元に街を放浪。角地の別の飛行機会社で場所を尋ねるなどアホな事をしながらも、苦労して店舗を発見。正直、非常に発見は困難だと思 う。何度も目の前を通り過ぎた。なお、その位置情報は失念してしまったので、後続の方々には「グッドラック」としか言いようが無い。ただ、普通の通りに面 しているので注視する必要はある。

 

受付では客が何人かいたが、割りと直ぐに対応してくれた。お姉さんは英語が話せたので安心。名前を探してもらって、無事席が存在することを確認して一安心。出発までは時間があったので、ウユニに帰ってきた時に出しておいた洗濯物を回収しメシを食いに行く。 荷物は預かってもらえた。 

パソコンなどもしっかりとしたものを使用していたので、割りかし安心感のある雰囲気だった。

 

慌てふためく受付嬢、尋常じゃないタクシーに押し込まれ空港に向かう

洗濯屋に向かい、洗濯物を回収する。料金は従量性で、おばあちゃんが計量器で計算してくれる。トイレも併設されているので、トイレの列から抜けだして洗濯を申請しよう。

その後適当にメシを食い、そこそこ時間に余裕をもって戻る。戻ったはずだった。

戻ると受付のネーチャンが血相を変えて何か言っている。

 

「とにかく今すぐ空港に行け」

 

は?時間には余裕を持ってきたんですけお・・・

 

どうやら、時間が微妙に早まった?らしい。

 

車が直ぐに来る。送迎バスは、どうやら去った後だったらしい。

 

そして来た車の運チャンに何やらまくし立てる受付嬢。

 

ういうい、と適当な雰囲気の運チャン。

 

車に乗り込む我ら。俺は助士席に座った。

 

目の前には、メーターがあった。

 

 

 

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オッ

 

んんん〜〜?タコメーターこれ死んでるゾ〜〜〜???

 

 

 

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モッ!!!ハンドルもがれとるやんけ!!!!!

 

これが全く新しいグローブボックス・ハンドル!!!

 

 

 

やかましいわ!!!

 

どんだけ緊急オペだったんや!!!!!!!

 

 

 

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総走行距離、35万8千キロで泊まったタコメーター。その後、いったい何年乗り続けているのか、、、

 

 

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突然元運転手側に手をのばす運転手!!何かのスイッチをオンした!!

 

スーパーオーバードライブ!!

 

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扇風機もあるよ

 

ちなみに、この運転手と会話することは出来なかった・・・

 

 

空港について3分でボーディング

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空港につくと、当然のように金を請求してくるドライバー。なんとなく値段が高かったが、多分一生で一度のドライブ体験だったのでおとなしく払う。

いやでも40万キロ走っててその改造はねーだろ、覆いくらい付けるだろ普通!!ツァ!!

 

とにかく、此処は空港。一応荷物検査というかX線は通す。通さない。通しませんでした何故か。空港職員がめちゃくちゃ急いでたから。チェックは最初にチケット見せただけ。いや、見せなかったかも知れない。おそらくあの受付嬢が電話してくれていたのだろう、対応は極めて素早かった。

 

その後、全力ダッシュする、職員。続く我々。

 

 

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エプロン。走る。走りながら写真を撮る。日が沈みかける。最後の客が乗り込んでいる。

 

空と雲と地平線が、近い。

 

 

 

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預け入れは無理だった。席は満席。最後の最後に乗り込む。

 

間に合った。

 

そう考えている間に、直ぐに離陸。順番待ちなど無い。

 

あっという間にウユニが離れていく。

 

あれよあれよとは、まさにこの事なのだろうと今思う。

 

アマゾナス航空、時間にマジで余裕を持った方がいい

 

数時間、ラパスに降り立つ。

 

booking.comで取った4つ星ホテル。受付対応は丁寧。部屋も悪く無い。

街では何故か花火がずっと鳴っていた。人混みもすごかった。

 

と考えらているうちに、入眠。お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

 

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