大学生が車でアメリカを2週間で1周した1人旅ブログ

大学生の時にアメリカ合衆国を車で単独1周した際の旅行記です。最近大学卒業しました。

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2014年上海遠征 1日目:チベット密教の面がズラリ!『上海博物館』は本当におすすめ

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 2014年8月、久しぶりの純粋な旅行で上海ということで行ってきました。

初の中華人民共和国。

 

数日しか滞在しなかったのですが、今までとは違う小旅行記として特に印象に残った場所を紹介します。

 

今回の度は成田から。初めて?成田のラウンジに入りましたがビールはセルフでアサヒスーパードライが飲み放題でウィスキーや焼酎も多数と、夜間のフライトには良いかも知れません。

 

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今回は珍しくJAL。4時間の旅。あっという間に上海に到着します。

案の定、猛烈に蒸し暑い上海。記念すべき中華圏に初入国は猛暑。

 

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空港を出て、タクシーを捕まえます。

この辺もはや英語はほとんど通じませんが、肉体言語と指指示でなんとかするしかありません。運転手も運転も超荒いですが、一種のアトラクションと割り切って中国の高速道路を楽しむしか無さそうです。

 

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スモッグで覆われは上海は伊達ではなく、何故上海の風景が夜景ばかりなのか判った気がしました。

 

たった数キロ先の景色ですら霞んでしまう様子。

 

 

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ホテルに到着し、チェックイン待ちの間早速wifiに接続してみると現れたIP遮断ページ

金盾に若干感動しつつも、googleサービスを一切受けられないとかマジでどうやって生活してんだこいつらという感想しか出てきません。代替システムがあるから良いだろとは言いますが、そもそも理由なく制限されて気分が良いはずありません。

 

 

 

 

 

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宿泊は上海ウェスティン。

チャイナらしくド派手な内装で、女性スタッフはチャイナドレス着用に笑いました。

 

 

 

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外に出てみると晴れいているものの、この何とも言えない霞がかった天気。

ただし、ひたすらに蒸し暑いです。死ぬほど暑いです。

 

 

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汗が止まらない。

 

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人民公園脇に、ひっそりとスタバがありました。

値段は想像通り非常に高い。

 

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松本零士デザインの様なビルを見ながら休憩。

 

上海歴史博物館は必見

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という訳でやってきたのが『上海博物館』。

巨大建築が多い上海でも別格の存在感を放っている建物で、独特の円形をとっています。高層建築ではないですが、建物内はとにかく広いです。

 

死ぬほど蒸し暑い外から冷房の効いた中へ逃げるように駆け込む人も多いことでしょう。

 

というのも、この博物館、無料

これは行かない手はないでしょう。

 

 

 

 

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この博物館、その規模からも分かるように中国3大博物館の一つとされており、堯舜から始まり清朝まで、中国の長い歴史をひとまとめにした中国歴史マニア垂涎の博物館です。ちなみに、他国の歴史展示は殆ど存在しません。

 

午後に訪れたのですが、館内は観光客でごった返しています。

 

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展示物の多くがこの様にガラスケースでガードされているので写真撮影には厳しいですが、館内は暗めに設定されており展示物の観賞にはうってつけです。

 

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展示量がとんでもないので、全部見ようとしたら1日は掛かると思います。

意外だったのは、清朝の展示物がかなり多かったこと。

 

 

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海外の主要博物館でも見る機会が多い清朝の衣装ですが、ここでは比較にならないほどのバリエーションを見ることが出来ます。

 

 

チベットのお面

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あまりに強烈なヴィジュアルで有名なチベット仏教の面。

ここから怒涛のチベットマスクが続きます。

 

ただし、これでも本場からしてみれば大分甘いのでしょう。

 

 

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これ好き。

 

 

 

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これは本当に好き。

 

 

 

 

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勿論マスクだけでなく、少数民族の衣装もそこそこ展示されています。

 

 

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見たこともないような南米風の遺物も

 

 

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説明を読まないと何なのかサッパリな展示も多いですが、英語と感じが併記されているのでその2つをかけ合わせれば大体理解できます。便利なもんです。

 

 

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非常に小さい瑪瑙細工も多い印象。

というか、全体的に大型のものよりも小型のもののほうが多かったです。

 

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商というと途方もなく昔

 

 

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商の铲。シャベル。

 

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木から切り出された達磨のような像。

仏教関連の展示もあります。

 

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そしてこの博物館最大の特徴が、青銅器関連の充実ぶり。

殷代の物が非常に多く、見事な装飾もさることながらその奇怪なフォルムは必見です。

 

 

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とんでもなく収蔵数が多いので、今まで一度も見たことのないような青銅器がきっとあるでしょう。

 

 

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殷代の遺物といえば青銅器。仏教以前の中国文化が凝縮されています。

表面には極めて細かい模様が描かれており、一見の価値があります。

 

 

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この壺は教科書で見たことがあるような気がします。

 

 

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保存状態もかなり良好です。

 

 

その他、刀銭やらの貨幣コーナーも充実。

上の方の階だったので、人も少なくじっくり観賞できます。

 

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というわけで、日が暮れるまで楽しむことが出来た上海博物館でした。

 

夕食に中華『品川』は大正解

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本場中国の中華料理は本当に美味しかったです。

飯は旨いですね上海。地球の歩き方に載ってたお店に行きました。

 

 

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絶品の麻婆豆腐。異常に旨く、日本で再現不可能な味だと感じた。

 

 

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日本人駐在員もよく訪れるという、瀟洒な外見のお店です。

 

 

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比較的本場の味、青島。

よく冷えていて美味しかったです。

 

 

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帰り道にアメリカの名門ピザ屋『パパジョン』がありました。

 

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