大学生が車でアメリカを2週間で1周した1人旅ブログ

大学生の時にアメリカ合衆国を車で単独1周した際の旅行記です。最近大学卒業しました。

MENU

2014年イタリア半周その2:ドゥオーモを見てからミラノからフィレンツェまでドライブ

f:id:T_TAPER:20170103081541j:plain

 

皆さんこんにちは、106です。

特に目標もなく、ミラノからローマを車で目指すということ以外決まっておらずゆるりと始まった2014年春のイタリア・ロードトリップ

 

今回から早速車を転がし始めます。

 

 

 

 

何はなくともまずはドゥオーモ

f:id:T_TAPER:20170103081553j:plain

 

ミラノに来たら何度でも行きたいのがこの「ドゥオーモ」。

ミラノの中心に位置し、その圧倒的な姿は一度見たら忘れられません。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリアにも通じ、スカラ座へのアクセスも良く、当にミラノ市の要衝。

 

f:id:T_TAPER:20170127222658j:plain

 

ミラノの大司教座であるこの大聖堂は、世界最大クラスのゴシック建築であり、その広さもサン・ピエトロ大聖堂に次ぐ大きさです。

 

f:id:T_TAPER:20170127222718j:plain

 

入場は2ユーロ、屋上へ上がるには11ユーロ(階段)

 

 

f:id:T_TAPER:20170127222813j:plain

 

外観を一言で言い表すならば、「異様」。

超巨大な箱から無数の斜塔が伸びている様は目眩を覚える程です。

周辺が広場になっていることもあり、ことさらその大きさが強調されているようにも感じます。

 

 

f:id:T_TAPER:20170127222839j:plain

▲ファイナルファンタジーに出てきそうな空間

 

建物の高さはそこまでないものの、圧倒的な数の尖塔、そして異常なほど太い支柱が列を成す内部空間の広さは必見です。屋上へも有料で上がれるので(サン・ピエトロ大聖堂も有料)、是非上がってみてください。

 

f:id:T_TAPER:20170127222935j:plain

 

 

f:id:T_TAPER:20170127223015j:plain

 

ドゥオーモの大ステンドグラスの裏には桜が植えてあります。

3月頃が満開でしょうか。

 

ドゥオーモ周辺で食事

f:id:T_TAPER:20170127222434j:plain

 

ドゥオーモ周辺で食事をするなら、ドゥオーモが見れるレストランを選ぶと良いでしょう。ドゥオーモ自体、内装はとても重厚でこれぞゴシック建築の極致!といった感じなのですが、正直中はかなり暗いです。カメラの露出長めで撮った写真をあとでながめ、「こうなっていたのか!」という塩梅。

 

ドゥオーモの外見も、地上から見るよりも周りの建物の3階あたりから眺めると、かなりよく観察することが出来ます。

 

 

f:id:T_TAPER:20170127222507j:plain

という訳で、近くの手軽な感じの複合ショップの2階にあるレストランに入りました。

(名前失念)

 

 

 

f:id:T_TAPER:20170127222523j:plain

普通にトマトソースのパスタ。めちゃ旨いです。

 

 

f:id:T_TAPER:20170127222538j:plain

 

カプチーノの間違い無いです。

激ウマです。

 

f:id:T_TAPER:20170127222602j:plain

 

で、こちらがレストランから撮影したドゥオーモ。

より細かく見ることが出来ます。

 

f:id:T_TAPER:20170127222631j:plain

正面の列柱の像も、見下ろす感じで良く見えます。 

 

 ガレリア

f:id:T_TAPER:20170103081618j:plain

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世は現代イタリアの基礎を築いた非常に尊敬される王です。イタリア中でその名を見ることが出来ます。

 

f:id:T_TAPER:20170127223245j:plain

 

そしてこの「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世」のガレリアはいつも多くの人で賑わっています。

高級ショップばかりであまり寄る所はありませんが・・・

メルセデスのショールームもあったりします。

 

f:id:T_TAPER:20170127223302j:plain

SPQR 

 

床には美しいモザイク。

ローマ帝国やミラノ市のクレストを見ることが出来ます。

 

f:id:T_TAPER:20170127223325j:plain

 ▲ミラノのメトロ。

他のヨーロッパ大都市のメトロとくらべ、とにかくボロいのが特徴。パリのメトロよりもボロく、正直モスクワ並です。お金が無いんでしょうか。

 

 

レンタカー屋で車を借りてフィレンツェへ

f:id:T_TAPER:20170103081650j:plain

 

ミラノ歩きも定番どころを回ったところで、いよいよロードトリップ開始です。

 

ミラノは大都市なのでそこら中にレンタカーショップがあります。普通は英語も通じるので問題無いでしょう。国際免許証を忘れずに。

 

f:id:T_TAPER:20170127223516j:plain

 

VW・2011パサート 2.0L TDI。欧州なのでディーゼル車です。

ちなみにこの「TDI」は「Turbocharged direct injection」の略だそうです。

ターボディーゼルの仕様なので、日本だとまず見かけないですね。

 

ディーゼル車を運転したのは初めてだったので、その芝刈り機のようなエンジンに新鮮味を感じつつ、停車するといちいちアイドリングストップが掛かる仕様に欧州車であることを感じます。

 

しかしながら加速やハンドリングも申し分なく、高速巡航には非常に適している車だと感じました。左ハンドルも、高速道路ではそこまで気になりません。

 

アウトストラーダ A1を疾走

f:id:T_TAPER:20170103081750j:plain

 

イタリアの高速道路といえば「アウトストラーダ A1」です。日本語訳だと高速道路A1号線といった感じですが、この高速に乗っていればミラノからナポリまで、フィレンツェやローマを経由してそのままたどり着くことが出来ます。

 

f:id:T_TAPER:20170127224038j:plain

▲マルペンサ空港方面へ

 

イタリアは日本と同じで高速道路も有料。特にこのA1は巨大なので、料金所やSAもかなり大きいです。日本で言えば東名高速道路でしょうか。

 

f:id:T_TAPER:20170127224116j:plain

▲ところどころで出現する、謎のウルトラモダン建築

 

f:id:T_TAPER:20170127224145j:plain

▲けっこう車線は気にしない車が多い

 

f:id:T_TAPER:20170127224230j:plain

▲高速道路直前まで迫る農地

 

f:id:T_TAPER:20170127224308j:plain

▲基本的に農地

 

 

 

途中寄ったSAでは海老名サービスエリアに勝るとも劣らない大きなものでした。

イタリアらしくillyのコーヒーは激安で絶品。謎の豚のぬいぐるみも大量に販売されていました。

 

 

 

 

 

半年ぶりのウフィッツィ美術館

f:id:T_TAPER:20170103081815j:plain

 

特に渋滞を経験することもなく、車を飛ばしていると3h30m程でフィレンツェに到着します。

 

 

 

 

ちなみに

 

 

 

特に表示が無ければ高速道路の制限速度は130キロ。*1

 

イタリアの車はKm/h表示です。このスピードで走っていると、殆どの車が追い抜いていってくれます。途中、パトカーはほぼ見かけなかったことを付け加えておきましょう。

 

 

フィレンツェ市内の非常にわかりづらい道路規制に苦労して、なんとかフィレンツェのホテルの前にたどり着きます。

当たり前ですが、フィレンツェの中心部は中世の姿がそのまま保存されており、全く運転には適していません。慣れない外国人的には非常に運転しづらい場所でした

恐らく都内でも運転が困難な、浅草周辺や中野商店街周辺よりも難易度高かった気がします。

 

駐車場付きのホテルを選んだので、後はホテルのポーターに車を託します。

フィレンツェはその辺に路駐、ということも可能かも知れませんが、中心部には全く駐車場がないので車で行く場合は駐車場付きのホテルを選ぶと良いでしょう。

 

 

 

f:id:T_TAPER:20170127224407j:plain

 

 

 で、そのままウフィツィ美術館に行くのですが、この時点(2014年2月)ではまだ館内写真撮影禁止。現在はなんと解禁されたらしいです。*2

 

 

 

 カプチーノは間違いないく美味しい

f:id:T_TAPER:20170103081857j:plain

 

フィレンツェの中心部に広場はレプッブリカ広場シニョリーア広場があります。ベッキオ宮の前にあるのがシニョーリア広場、メリーゴーランドがあるのがレプッブリカ広場です。で、レプッブリカ広場のカフェにて一服。

 

イタリアに来てからというもの、カプチーノばかり飲んでいますがこれが本当に美味しいモノばかり。日本でも見るようなマシンを使っているにも関わらず、とにかく程よい甘さにビターさの美味。オススメです。

 

一旦ホテルに戻り、休憩。

 

 

 

 

画像の無断転載を禁じます