無事サン・ピエトロ大聖堂にも登り、ローマでの取り敢えず の目標を達成します。
本当はバチカン美術館も行きたかったのですが、本日中にミラノにたどり着かなければならない為(レンタカーを返却しなければならない為)、やむなく直ぐ様ローマを出発します。とは言え、欧州のレンタカー代は日本より幾分か安いので、もう少し余裕を持っても良かったかも知れません。
↑路駐していたパサートも無事でした。
今までの様子
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ローマから即高速に乗ります。この高速道路は
ピサとローマを結ぶ鉄道幹線で、欧州自動車道路としても指定されているSS1(国道1号線アウレリア街道)。途中、ポツポツと丘の上の城塞都市が見えます。あとは殆ど畑。のどかです。
その時の様子がこれ
スタンドはまあそこそこな頻度でありますが、一応こまめに給油しておいた方が良いでしょう。海外でガス欠は悪夢ですからね。。。
あと、ガソスタの売店で飲むコーヒーがまた美味しい。
場所によって微妙な違いも楽しめます。大抵の場所で熱いカプチーノを楽しみながらの煙草休憩は最高。
ガソスタ裏の田園風景を見ながらぼーっとするのもまた格別です。
イタリアの春は天気が良いと最高です。
で、高速道路の途中で地中海に面した小さな街に立ち寄ります。
オルベテッロです。
イタリア空軍の重要ポイント『オルベテッロ』
『紅の豚』でお馴染みのように、イタリアは約100年前の戦間期に飛行機大国・飛空艇大国として栄えていました。『風立ちぬ』のカプローニよろしく、個性豊か過ぎる飛行機が次々と登場します。旅行の足として飛行艇は大活躍。そしてこの街も飛行艇の港として大いに栄えました。
オルベテッロ潟はイタリア空軍の重要な航空イベントの舞台となった。イタロ・バルボ空軍大臣自ら率いるサヴォイア・マルケッティ S.55の編隊は、1930年にはブラジルへの大西洋横断飛行 (it:Crociera aerea transatlantica Italia-Brasile) に、1933年にはアメリカ合衆国への大西洋横断飛行 (it:Crociera aerea del Decennale) に、いずれもオルベテッロ潟から出発している。
wikipedia
Savoia-Marchetti S.55 from pro-samolet.ru on Vimeo.
サボイア・マルケッティ S.55のような飛行艇が集結していた様子を想像すると、胸が熱くなります。
オルベテッロは『オルベテッロの潟』としてラムサール条約にも登録されている重要な自然が残されています。ご覧のように、目の前は広大な干潟。さらにその先には地中海が広がっているという訳です。
とても静かな干潟です。干潟前には広い駐車場があり、キャンピングカーも沢山見受けられました。
海沿いの街らしく、非常に光に溢れ自然が豊かな街でした。
人も少なく静かで、イタリアでもかなり好きな街の一つになりました。
オルベテッロの門。
この写真からも伝わってくる鄙びた雰囲気は格別です。
ピサでピザを食べる
そしてそのまま北上すると、ピサに到着。
道は真っ直ぐなので大分ラクに運転できます。
ピサはだいたい9ヶ月ぶり。なので特に感動も無く・・・
大聖堂の方は相変わらず修復中。
それにしても大きいです。
角度によってはこの様に垂直に見えます。
時間の関係で登れなかったので、そのまま昼食へ。
ここから見ると、かなり危険に感じます。
大聖堂の周辺はそこそこ高い塀で囲まれています。
ピサの斜塔前には多くの飲食店が軒を連ねており、今回はピザを選択。
美味しくいただきます。ピサの滞在時間は1時間ほどでした。
その後は更に北上を続け、ミラノへたどり着くのですが其の様子はまた次回。