2013年アイルランド→トルコの旅その6: 飛行機乗り遅れ何故かイスタンブール観光をするハメになった編
ダブリン空港の電光掲示板は古い・見辛い。
事の始まりは、帰国前夜。諸作業が完全終了したということで、皆ワイワイといい気分でビール・ウィスキー天国のダブリンを満喫していたわけです。4,5軒ハシゴしてホテルに戻っても飲むわ飲むわのアメリカ人。流石です。
で、朝起きたらなんと!!!!飛行機出発の2時間前!!!!!!
とまあ案の定な展開が待っておりました。
どうもこうもねえよ、と言いたくなるところですがもう行くしか無いと、とにかく空港目指してタクシーに飛び乗ります。タクシーの中では当に顔面蒼白、ちなみに一緒にのんでたアメリカ人達は爆睡していましたがもう少しあとの便なので大丈夫でしょう・・・(実際はダメだったのですが・・・)
空港につい、フィンエアーのデスクへ。
この時点で搭乗手続きは終了!!30分前とかそんくらいでした。
ダメ元で交渉するも、無理とのこと。そりゃそうだ。
「エールフランスに相談してみたら?」と言われ聞いてみるも、エールフランスはとにかく高すぎて話にならない。
さあどうすると、ズキズキする二日酔いの中導き出された答えは!!
「そうだ、イスタンブールに行こう」
困った時のターキッシュエアラインズ
UNEXPECTED EXPERIENCE. ISTANBUL
当に全く予期していなかったイスタンブール行きです。やかましいわトルコ航空。
トルコ航空はイスタンブールのアタチュルク空港をハブとしてヨーロッパ各地に路線を持っており、かつサービスも悪くない上とにかく安いとそこそこ評判だったのですが、実際利用するのはこれが初めて。
ダブリン国際空港の2階の人気の少ない狭い航空会社デスクのお姉さんに色々説明し、頼んで見ると意外とあっさりと良い便を見つけてくれました。追加で数万の出費はいたいですが、これもまあしょうが無いと諦めます。
色々プランはありましたが、追加出費にムシャクシャしたのでイスタンブールで一泊する便に変更。勿論トランジット用(朝食付き)ホテルは無料です。
意外と困った時に頼りになるトルコ航空。これからもきっと頼る日がくるでしょう。
気分はもうトルコ。二日酔い状態のアホなのでさっきまでの惨状は完全に忘れてます。出発までの数時間の間に、イスタンブールの観光情報を調べ、半日ツアーの予定を組みます。
ついでにマクドナルドに行って、仮眠。とにかく頭が痛いのと寝不足なので、飛行機を乗り過ごしたことよりもこれからイスタンブールに行くことよりも、ソッチをまずどうにかしたかったのです。
ダブリンの免税店はとにかくアルコールが豊富。ただし、タバコなどの嗜好品の値段はそこそこ高めだったので、アルコールも特段安いということはなさそう。
とにかくウィスキーの種類は多かったです。もう酒はいいよ〜とならないのが、流石高級ウィスキーといったところでしょうか。
イスタンブールに到着
とまあ、そんなわけでトルコ航空に乗り込み、人でごった返すイスタンブール・アタチュルク空港にたどり着いたのが夜の10時くらい。トランジットで本当に行けるだろうかとビクビクしなが人の流れにのって出国、トルコ航空のデスクのお姉さんに聞くと出国ロビーの先にあるスタバ周辺で名前呼ぶから待ってろとの事。それは分かり易い。
とりあえずイミグレーションを抜け出し、当該の待ち合わせ場所を見つけます。確かにスタバがあるのですが、だれもいない。タバコを吸いに外へでると、如何にも怪しい雰囲気のおっさん達がたむろしています。加えて真っ暗で少し蒸し暑い。あまりフラフラしない方が良さそうですね。ちなみに、空港の建物に再び入る際には荷物検査されました。最近、ここも突破されて空港内で爆破テロがありましたね。*1
で、スタバの前で待っていると段々人が集まってきます。wifiも繋がるので特に不便はないです。名前を呼ばれ、6,7人と共に中型バスに乗ってホテルに直行します。20分くらい。ホテルについてからはパスポートを預け、翌日のピックアップの時間を聞いて解散。本当に簡単なものでした。
ホテルは4ツ星のまあまあいい感じの物ですが、水が結構汚かったので風呂に入る際は注意したほうが良さそうです。それ以外は全く問題ありませんでした。
明日は午前中にブルーモスクに行きたかったので、事前に地下鉄を確認しておきます。(画像)
読めそうで全く読めないトルコ語ですが、意外としっかりとした作りの地下鉄入り口なので安心しました。部分部分英語も併記してあるので問題は全くないです。
本当は避けた方が良いのですが、疲れていたのでフラフラとホテルの裏を彷徨っていると突然巨大建造物が!!一気にテンションが上がります。
中世の城壁のようですが、トルコ語表記しかなかったのでなんだか分かりませんでした・・・しかし結構朽ち果てているので、もしかしたら東ローマ帝国時代の遺構かもしれません。流石イスタンブール、侮れません。
テンションが上がったので更にフラフラしていると、なんだかメーメー音が聞こえてきたので行ってみると、
ヤギがめっちゃおる・・・。40匹くらいおる・・・
ものすごい勢いでコッチを見てきます
夜中なのに普通の道路に面した空間に大量のヤギが電球で照らされていて、しかも全く人気がない。これには流石にヤベェものを見ちまった、と感じ大人ホテルに引き返しました。
とまあ、いきなりイスタンブールの洗礼を受けたのでした。
後に判明したのですが、この翌日はアヤソフィアで生贄の儀式があったとかなんとか・・・まさか・・・みんな夜中なのに起きてたしなあ・・・
地下鉄に乗ってブルーモスクに行く
朝は普通に起床。窓から昨日見た城壁?の上部構造物が見えました。
砦の様に見えます。
地下鉄に乗って行きましたが、Gmap通りに行ったら簡単につきました。
地下鉄がトークンシステムだったので面くらいましたが、特段どうこうするわけでもありません。
この堂々たる建物こそイスタンブールの至宝、「ブルーモスク」こと『スルタンアフメト・モスク』です。
朝なのに観光客でごった返してます。青いですねえ。
入場にはまず待機列に並びます。午前中でしたが、20分くらいは並んだと思います。
列自体は明らかに観光客しかいない列があるので、見つけるのは簡単でしょう。
ブルーモスク内部
靴を脱いで内部に入ります。
一応電球で照らされていますが、かなり光は抑えられている印象。
その分、ステンドグラスに差し込む光がハッキリと浮きがって見えます。
ISOを上げて撮影してみるとこんな感じです。実際はもっと暗く感じました。
天井の装飾も、やはり青色が多いです。
ちなみに、ブルーモスク内では無料のパンフレットが配られており、しっかり学習することも出来ます。驚くべきことに日本語の資料もあるのでありがたいです。
様々な角度から幻想的な光を見ることが出来ます。
カメラのISO上げてシャッタースピード増やすとこうですが、
実際はコッチに近いかな?
非常に幻想的です。
これがタダで観れるのだからありがたいです。
非常にシンプルですが観光客向けの展示もあり、理解し易いです。
建物内は土足禁止なので、脱ぎやすい靴でくると良いかも知れません。
トランジットでこれだけ見れれば十分ですね。
(続く)