大学生が車でアメリカを2週間で1周した1人旅ブログ

大学生の時にアメリカ合衆国を車で単独1周した際の旅行記です。最近大学卒業しました。

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2013年ヨーロッパ縦断アムステルダム→ローマの旅その8:今年は世界遺産のヴェローナ劇場100周年だった

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朝起きると、そこは眩い光で包まれたオランダの豊かな田園風景・・・ではなく、高速の出口が見える妙に整備された田舎のラウンドアバウト。そう、ここはヨーロッパの高速道路E-70出口のヴェローナ。

 

前回の様子→

 

長い長いアムステルダムでの滞在を歴て、遂に発動した『ヨーロッパ縦断ロードトリップ』。愛車はマニュアルのプジョー208。前日、アムステルダムからの突貫で午前2時にベローナへ到着した我々は、即寝落ちの割には朝起床することができました。

 

 

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このホリデーイン、さすがイタリア国内だけあってカプチーノがメチャクチャ美味しい。イタリアはどこでもコーヒー美味しいと言いますが、ホリデーインでも全然美味しかったです。朝食はまあ普通。

てかこのコーヒーカップ、イタリア全土で同じような物見るんですけど業界標準かなんかなんですかね。

 

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今回宿泊したホリデーイン。一泊8000円くらいとそんなに値段も張らないし、部屋も豪華で十分です。ただ、ネットがそこまで高速ではないのでこちらは注意。

 

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トランクも荷物でパンパン

 

 

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荷持を纏め、チェックアウト。早速ベローナ市内へ向かいます。

ホリデーイン・ヴェローナからヴェローナ市内までは10分程とかなりの至近距離。

 

古い街なので、城壁やら門やらがそこら中にあり、中世の雰囲気は車を流しているだけでもビシビシと感じられます。

 

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和食屋も意外とあったりします。この他にも寿司屋を1軒発見しました。

 

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肝心の駐車場ですが、あります。

この青い巨大なホルスが目印の駐車場は駐車スペースも多く、市内観光するにはベストなポジションにあるので、車でベローナに来る際はこの巨大ホルス像を探してみると良いでしょう。

 

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古い建物の壁にも、アナーキーマーキング。これは期待出来ます。

 

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駐車場から中心街へ向かう途中。

高い建物がひしめき合っている割には、人通りも少なくひっそりとしています。

 

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 メインストリートに出るとこんな感じで、ヴェローナ劇場100周年を記念しています。

1913年に、ヴェルディ生誕100周年記念として、ベローナにある古代ローマ時代の屋外闘技場跡地を利用して『アイーダ』を上演したのがベローナ劇場の始まり。*1

だそうで。

町並みには勿論キレイで、道もゴミなどは意外と少なく観光地の割には綺麗なヨーロッパという印象を受けました。

 

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全ての建物が古そう。本当に中世の雰囲気がそのまま残されているので、建築が好きな人にはたまらない場所です。

 

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水土管の工事をすると出てくる出てくる、古代ローマの遺物が!という感じなんでしょうか。そこら中で穴掘ってます。

 

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どこもかしこも『ヴェローナ劇場100周年』で盛り上がっているみたいです。

 

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ヴェローナの地元警察は原チャリ。

 

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ヴェローナの門。重厚な感じはしなく、なんとなくオシャレな感じです。

 

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ヴェローナ市街。当然のように世界遺産です。

 

ヴェローナの円形闘技場

 

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こちらがアレーナ・ディ・ヴェローナArena di Verona) 。

石畳の広場の中央に見事に存在しており、非常に大きく見えます。

直系100m以上のこの巨大建築物は、初代ローマ皇帝アウグストゥス(オクタヴィアヌス)の時代に建設されたらしく、大体2000年もここにあることになります。

 

 

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 ローマのコロッセオ、カプアのそれに続き、イタリアでは3番目に大きいとかなんとか。確かに非常に巨大です。

 

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闘技場周辺は結構な空間があるので、観光客と大道芸人達で賑わっています。

中にはこのようにローマ帝国兵士、レギオンの格好をした人も。

ちゃんとグラディウスを握っています。

 

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2階建てのアーチのさらに外周を、かつては3階建て大理石アーチが囲っていたらしいですが、現在はこの通り一部にその姿を残すのみ。

内側アーチと外側アーチはかなり密接して作られている事がわかります。

 

 

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驚くべきことに、広場の奥の方に進むと、円形闘技場と民家が隣り合って建てられて居ます。このような歴史的建築物と普段の生活がギリギリまで密接しているのはイタリアならでは。

 

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 アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭が始まって100年を記念してなのか、巨大な剣闘士(グラディエーター)の像が作られている途中でした。

これまたデカい。100年の節目ともなると、一気に盛り上がるのもイタリアらしい感じです。

 

ヴェローナ朝イチ旅、次は『ロミオとジュリエット』のジュリエットの家に向かいます。

 

 

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