2013年ヨーロッパ縦断アムステルダム→ローマの旅その9:ヴェローナ『ジュリエットの家』でパイタッチ!
ヴェローナ市街にたどり着いたら、まず最初に円形闘技場に行ってしまうのは人の性。
しかし、街全体が世界遺産のヴェローナ。どこを見ても絵になるのが本当に素晴らしいのです。
例えば、この尖塔。
ランベルティの塔
ヴェローナでも随一の高さ(84m)を誇る建築物ですが、その起源はなんと1172年。鎌倉幕府成立以前というか、平安時代末期にこんなものを作っていたとは驚き。ルネサンス以前の暗黒時代というけど、それほどでも無かった・・・?と、認識を改めさせられる見事な建物です。
1403年に落雷が直撃するも、1448年まで修復作業は始まらず、結局16年も掛かったというのは流石イタリア。その間に現代のサイズまで巨大化したとか。
この塔には2つの鐘があり、火事や時間をしらせる「マナランゴーナ」と、大型で市民に武装や議会の招集を知らせる「レンゴ」の2つ。中世都市ならではの備えといったところでしょうか。
塔への入場料は6ユーロ。
建物の天井には素晴らしい装飾が施されているので、お金払わなくても楽しめるのが◎。
全体的にレンガ造りの建物が多い印象ですが、大理石で固められた立派な建物も結構チラホラ。どれも300年は経ってそうな趣きがあります。
ご存知・野菜広場のエルベ広場です。
数あるテントでは野菜はもとよりあらゆる食品やら小物やらが販売されていました。
コンビニとか無いので、こういう場所でサッと飲み物を買ったりします。
エルベ広場の直ぐ近くに、やたら人が集まっている場所があります。
薄暗いトンネルを通り、中庭に抜けるとー
ココこそが、ジュリエットの家。
非常に狭いこじんまりとした庭なので、完全にキャパオーバーで人でごった返しています。
例のジュリエットのテラス。中に入ることも可能です。
その代わり、庭にいる物凄い人たちから一斉に視線を浴びます笑。
こんな感じで、ジュリエット像の右胸を触るとご利益があるとのこと。
みんな触っていましたが、すぐに触ることができます。
お陰で、右胸だけ白くなってます。
ぶっれぶれで申し訳ないですが、鬼のようにシールが張ってある門。
シアトルの「ガムの壁」を思い出すが、なんとなくオシャレ。
米シアトルの珍名所「ガムの壁」、約20年ぶりに清掃 写真12枚 国際ニュース:AFPBB News
ヴェネツィアに向け出発
この鮨ショップ「SAKURA」、NO STOPで22ユーロと言うことは食べ放題なのでしょうか?意外と悪くない値段。ネタの種類もそこそこありそう。イギリスの鮨は最悪ですが、イタリアの鮨はまだ許せる感じなのは何故でしょうか。
駐車場に戻って早速発進。
2時間も滞在していなかったし、そもそも金を1セントも落とさなかったヴェローナ。
街歩きしかしてませんでしたが、余裕で楽しめました。流石イタリアです。
男4人を乗せたプジョー208をかっ飛ばす事数時間、あっという間にヴェネツィアに到着しました。恐るべきイタリアの高速道路システム。皆飛ばす飛ばす。
それはさておき、次回は午後の分「ヴェネツィア」の様子をお伝えします。
午前ヴェローナ・午後ヴェネツィアを考えている人にはうってつけのプランをご紹介しましょう!(ちなみに、夜はさらにピサへ移動、宿泊)